山口県阿武町の職員が誤送金した給付金を独り占めして、返金を拒否している24歳男性の田口翔さん。
すでに銀行口座からは4630万円という大金が全額引き出されて、跡形もなく消えてしまったということですが、市民の給付金は一体どこに消えて、何に使ったのでしょうか?
こちらに記事では、田口翔さんが給付金を引き出した後、何に使ったのかについて調査しました!
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田口翔は給付金4,630万円を使って返済不可能と弁護士が証言!
2022年5月16日、山口県阿武町が誤送金した給付金4,630万円の返還を拒否している24歳の男性・田口翔さんの弁護士が問題となっているお金の返済に関して本人に返還の意思がないことを明かしました。
誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.本人に返還の意思は?)本人、現在そのお金を所持しておりません。ですので現実的な問題として返還が難しい状態となっております。
引用:朝日新聞
さらに、4630万のお金は銀行口座から引き下ろされており、現在田中翔さん本人の手元になく全て使ってしまったと証言していることがわかりました。
では、4630万円のお金・給付金が田口翔さんの銀行口座に振り込まれたその後についてみていきましょう。
田口翔の給付金取得以降のお金の流れ
田口翔さんが、自身の銀行講座への誤送金を確認したのは2022年4月8日で、職員からの連絡によって4630万円が口座にあることを知ります。
その後のお金の流れは以下の通りで、返金を断った4月8日から数十万円ずつ口座からお金を引き落とし、2週間で4,630万円もの大金を引き下ろしたということになります。
- 4月8日、職員の手続きミスにより、町民1世帯あたり10万円のコロナ関連の給付金4,630万円が田中翔さんの銀行口座に振り込まれる。
- 4月8日、六十数万円が引き落とされる。
- 4月14日、副町長などが勤務先で男性と面会するも、給付金の誤送金を非難して「弁護士と話す」との反応。
- 4月15日、男性の弁護士が「近日中に母親立ち会いのもと、本人が手続きを行うので日程が決まったら知らせる」と連絡する。
- 4月21日、町職員が4630万円の返還を求めて男性に面会した際に、「すでに入金されたお金は動かしている。もう元には戻せない。罪は償います」と説明。
男性の口座からは、誤送金があった4月8日の当日に六十数万円が引き落とされたのを始め、カード決済の引き落としなどで頻繁に金が動かされ、2週間ほどでほぼ全額が口座からなくなっていたことが判明した。
(引用:朝日新聞)
勤務先を退職したということで、給付金を持ち逃げしたとして今後の行方が注目されていましたが、どうやら警察の事情聴取には対応しており、逃亡している訳ではないことがわかりました。
母親も給付金の返済を説得したそうですが、聞き入れてもらえなかったのいいます。
田口翔さんの家族についてはこちらで詳しく解説しています。
>>田口翔の母親と父親は離婚で母子家庭?名前や画像・兄と弟はデマで妹と3人家族!
では、田口翔さんは4360万円という大金を何に使ってしまったのでしょうか?
田口翔は給付金の4,630万円を何に使った?
田口翔・給付金のお金4630万円の使い道はネットカジノ!
2022年5月17日の最新情報によると、田口翔さんは給付金のお金をスマホ(ネットカジノ)で使い切ったと証言していることがわかりました。
「ネットカジノで全部使った」4630万円誤送金の男性田口翔 関係者へ明かすhttps://t.co/9EdI6Rkyeu
— グマ (ヽ´ω`) 🐻゛ (@siguman_co_jp) May 17, 2022
男性(24)は「金をネットカジノで全部使った」と説明していることがわかりました。
(引用:TYSテレビ山口)
スマホでできるネットカジノのおすすめランキングを調査したところ、以下の8つがスマホゲームユーザーの課金の上位を占めていることがわかりましたので、田口翔さんもこれらにお金を突っ込んで全て失ったのでしょう。
- 1位 ベラジョンカジノ
- 2位 ミスティーノ
- 3位 カジノシークレット
- 4位 遊雅堂
- 5位 インターカジノ
- 6位 エルドアカジノ
- 7位 ビットカジノ
- 8位 ラッキーニッキー
(引用:CASINO NAVI)
16日の午前中には、田口翔さんが、給付金のお金をスマホで使い切ったと証言していたこともわかっていました。
誤送金4630万円「スマホで使い切った」と説明 返還難しい状況か https://t.co/vdwlLOdTi7
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 16, 2022
返還は難しい状況で、男性のスマホも県警に任意提出済みだという。返還は難しい状況で、男性のスマホも県警に任意提出済みだという。
(引用:朝日新聞)
田口翔さんの私物のスマホは警察署に提出済みで、現在も引き続き詳しいお金の流れを調べているようです。
何台スマホ買ったんだ?
— サイゼリアン (@KeitaiSaizerian) May 16, 2022
Twitterでは、スマホ何台買った?スマホ売った人も悪い!などとネタにされていましたが、実際はネットカジノで使ったというのが正しかったようですね。
前日の5月16日の弁護士の会見では、田口翔さんが誤送金された4,630万円の給付金を何に使ったのか、明確に言及していなかったものの、
- 田口翔さんがお金を何かに使ってしまっている
- 何に使ったかに関しては、聞き取りをしていて阿武町代理人弁護士に連絡している
この2点を会見で明かしていましたので、本当に使い切ってしまっているようです。。。
誤振り込みを受けた男性の弁護士:「(Q.なぜこういうことに)確かに私もその点には大変お気にされているということはよく理解できるんですけれども、まだそこについてはいずれ準備させて頂いたうえで」「(Q.男性はお金を何かに使ってしまったのか)おおむねその理解で正しいと思います」「(Q.何に使ったか)一応先ほど述べた通り、私は本人からの聞き取りはしております。その聞き取り内容については、阿武町より阿武町代理人弁護士に連絡しております」
(引用:テレ朝NEWS)
だた、4630万円という大金を2週間で使い切れるのかという点は疑問に残ります。
そのため、給付金を全てゲームの課金に使ったというのは考えづらいため、田口翔さんが振り込まれた給付金を何に使ったのか、そのほかに考えられるものを予想しました。
田口翔のお金の使い道①弁護士への依頼料
田口翔さんの給付金の使い道として、弁護士への依頼料に使われたことは間違い無いでしょう。
田口翔さんに対する訴訟をするために、山口県阿武町は弁護士に500万ほどのお金を支払っていたことがわかっています。
町議会は5月12日、給付金の全額と弁護士費用などをあわせた5,100万円余りの支払いを求めて男性を提訴していた。
(引用:FNNプライムオンライン)
4,630万円の誤送金のお金に加えて、5,100万円の支払いを請求していますので、弁護士費用が約500万であることがわかります。
このことからわかるように、田口翔さんも自身の弁護士に依頼をしている時点で、500万ほど費用がかかっていることになりますので、4,630万あった給付金は4,130万くらいに減っていると考えられます。
田口翔のお金の使い道②仮想通貨にぶち込んだ
次に、田口翔さんの給付金の使い道として、仮想通貨に投資したということが考えられています。
実は、4月21日に町職員が田中翔さんと話をした際に、給付金について出金して手元にないと言っているが、使用してしまったとは言っていないことがわかります。
4月21日、町職員が4630万円の返還を求めて男性に面会した際には「すでに入金されたお金は動かしている。もう元には戻せない。罪は償います」と説明していたという。
そのため、銀行口座から引き出したお金を手元には置かずに所持する方法として、仮想通貨に投資しているといわれているのです。
田口翔は4,630万円をどこにやってしまったんだろうか?まさかビットコインとかFXやって、お金増やしてから返そうとか思ってんのかなw
— ともみん (@Orange2Summer) May 16, 2022
田口○翔くんへ。逃げ切りなさい。世間は1年経てば忘れられるから大丈夫。世間はただ羨ましいだけ。金は天下の回りもの。ちょっとしたアドバイス。お金は仮想通貨か金に交換しなさい。時効後に10倍になっていればもう貴方の人生は最高です。さぁどこまで逃げ切れるか。ゲームのはじまりです。幸運を。
— ハム丸 (@hamuichirouZ) May 13, 2022
この場合、すでにお金は手元にない・動かしている・元には戻せないという主張に当てはまりますし、仮想通貨・ビットコインは数年後に3〜5倍になると言われているので、賢い選択といえるかもしれません。
田口翔のお金の使い道③所得税の支払いのために確保
さらに、田口翔さんの給付金の使い道として、所得税の支払いのために隠し持っていることが必要になります。
4630万で飛んだ田口翔さん。
このお金、返還しない場合は当たり前だけど所得税払わないといけません。
令和4年分の確定申告して納税しないと、脱税で正式に犯罪者になっちゃうんですよ。
で、4000万以上の収入だと住民税との合わせ技で税率55%…
税は破産しても消滅しない。#田口翔— みなみ@春は新じゃが (@minami_cm3d2) May 13, 2022
そもそも、4,630万円という大金が口座に振り込まれたことで、田口翔さんには税率55%所得税を支払う義務が生じます。
4,000万以内の収入で1,500万円の所得税がかかるので、田口翔さんの場合はそれ以上ということになります。
年収4000万以内の課税所得に対しては、所得税と住民税と復興増税で約1530万円が税金として掛かります。
4,630万円から1,530万円を引いたら残りの金額は3,000万ほどになりますね。
田口翔は給付金4,630万円を何に使った?持ち逃げでどうなる?まとめ
今回、給付金返金拒否男の田口翔さんのお金の使い道について調査し、銀行口座から引き下ろされたお金が何に使われたのか見てきました。
使い道として考えられているものをまとめると、
- 弁護士への依頼費用
- 所得税支払いのためのお金
- 仮想通貨への投資
の3つが挙げられていることがわかりました。
弁護士への依頼料500万と所得税1,530万を足すと2,030万になるので、これだけでも田口翔さんの元に振り込まれた給付金の約半分のお金が使われたことになります。
実はこの弁護士すが、記者会見の場で顔出しや実名の公開していなかったことで、怪しいと疑われる事態となっていました。どうやら田口翔さんと関わりのある人物だったようです。
>>田口翔の弁護士は誰で実名は?顔出しNGは友人で共犯だから?持ち逃げを助けた?
また、田口翔さんが持ち逃げしたと思われるお金ですが、弁護士の調べによるとすでに手元にはなく使ってしまったという認識であることがわかりましたが、弁護士は警察ではないので裏付け捜査までは行わないため、依頼主が嘘の証言をしていた場合は特定することは難しいと思われます。
実は、どこかに隠し持っていたということも含めて、今後も調査していくことが必要になりそうです。