鈴木涼美の経歴とプロフィール!壮絶な生い立ちで結婚は?両親や出身大学・高校を調査!

2022年、第167回芥川賞・直木賞にノミネートされた「ギフテッド」の著者である鈴木涼美さんが注目されています。

美人作家として注目されている鈴木涼美さんは、作家としてデビューするまでは夜の仕事をしていたこともあり、家族との仲が複雑だった頃もあるようです。

こちらの記事では、鈴木涼美さんの経歴とプロフィール、結婚、出身大学と高校など、壮絶な生い立ちについてご紹介していきます。

鈴木涼美の経歴とプロフィール!

鈴木涼美の経歴

鈴木涼美のプロフィール・経歴と生い立ちを紹介!

鈴木涼美さんは、1983年7月13日に東京都で生まれ育ち、6才から神奈川県鎌倉市に転居します。

父親は法政大学名誉教授の鈴木晶、母親は翻訳家の灰島かりというサラブレッドです。

鈴木涼美さんは、小学校5年生から父親に同行して渡英し、2年ほどロンドンハムステッドの私立女子校セント・マーガレット・スクールに通っていました。

帰国後は、清泉小学校、清泉女学院中学校、明治学院高等学校を経て、慶應義塾大学環境情報学部を卒業しという高学歴で、さらに学びを深めるために、東京大学大学院学際情報学府の修士課程を修了しています。

大学に進学して一人暮らしを始め、サークル活動やパチンコ屋でのバイトなど刺激的な世界を知った鈴木涼美さん。

当時付き合った彼氏がアダルトビデオのスカウトマンであり、大学在学中(慶應義塾大学3年)の2004年にVIP専属女優の「佐藤るり」としてAVデビューし、2008年までAV女優としてアダルトビデオ業界に関わっていました。

2009年から日本経済新聞社に入社し、東京本社地方部都庁担当、総務省記者クラブ、整理部などに所属して女性記者として出版業界に携わっています。

2013年から作家活動を開始し、2014年に日経新聞社を退社します。

2冊目の著書『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』が話題になり、2017年に映画化されました。

その後、慶應卒・東大大学院卒・元AV女優・元日経新聞記者・元都議会担当記者など多数の肩書きでメディア出演し、恋愛・セックスのコラムも多数執筆しています。

2022年に小説「ギフテッド」で芥川賞に初めてノミネートされました。

鈴木涼美のプロフィール

鈴木涼美のプロフィール・経歴と生い立ちを紹介!

  • ペンネーム:鈴木涼美(すずきすずみ)
  • 本名:鈴木 碧(すずき みどり)
  • 別名:佐藤るり(AV女優名)
  • 生年月日:1983年7月13日
  • 年齢:35歳
  • 出身地:東京都
  • 身長158cm
  • スリーサイズ B93cm/W68cm/H90cm
  • 血液型:O型
  • 正座:かに座
  • 所属事務所:APエンターテインメント
  • 特技:勉強・英語
  • 趣味:カラオケ・読書

鈴木涼美の本名とペンネームの由来

鈴木涼美さんという名前は作家としてのペンネームであり、本名を鈴木碧さんと言います。

実は、父親の鈴木晶さんもペンネームで、本名は鈴木喜久男さん

翻訳家の母親である灰島かりさんもペンネームで、本名は鈴木貴志子さんと言います。

家族揃ってペンネームがあるなんてかっこいいですね。

ちなみに、鈴木涼美さんのペンネームの由来は、日本の作家、女優である鈴木いづみさんであることを語っていたことがあるようです。

そんな彼女のペンネームの由来が、鈴木いづみだと知ったときは、うっすらとした不安も覚えた。ヌードモデルやピンク女優を経て作家になり、のちに薬物の過剰摂取で死んだ夫との間で足の小指切断事件などを起こし世に騒がれ、三十六歳で首を吊って亡くなった、ある時代の象徴のような存在。そのエキセントリックで過剰な脆い美しさに鈴木涼美が焦がれてその名に近づけたのならば、繊細で破滅的な人生を選ぶのではないかと勝手に心配もした。

(引用:幻冬舎)

同じ作家であり、ヌードモデルをしていた鈴木いづみさんの生き方に共感する部分があり、作家としてリスペクトしているのかもしれませんね。

鈴木涼美の生い立ちが壮絶!両親(父親と母親)との関係

鈴木涼美の両親の結婚式・母親の画像

こちらは、鈴木涼美さんの母親である灰島かりさん(鈴木貴志子さん)の結婚式の画像です。

母親は、33歳の年齢で鈴木涼美さんを産んでいます。

鈴木涼美の両親(父親と母親)はAV女優に反対

鈴木涼美さんは、父親の鈴木晶さんが哲学者、母親の灰島かりさんが作家というエリートな両親にの元に生まれ、一般的にいう箱入り娘として育てられました。

そのため、鈴木涼美さんは両親にAV女優として活動を始めたことは隠していましたし、両親にバレた時には心配されて反対されたそうです。

特に、母親の灰島かりさんは鈴木涼美さんのAV女優の経歴を生涯をかけて認めなかったとして有名です。

「私はあなたが詐欺で捕まってもテロで捕まっても全力で味方するけど、AV女優になったら味方はできない」

(引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Litera_3394/)

母親の灰島かりさんは、児童文学者で女子大で保育士や幼稚園教諭を目指す娘たちに、絵本の素晴らしさを教えている立場であったため、自身の娘をAV嬢に育て上げてしまったことに対しての責任を感じていたと言います。

しかし、そんな母親と鈴木涼美さんは不仲ではなく、むしろ親子でお互いに愛し合っている関係であることが以下のコメントからは伝わってきますね。

私をちゃんと愛している母は、絶対に私のことを肯定も許しもしなかったし、私を傷めつけ私が簡単に手に入れられたであろう幸福を奪った私自身を叱責し続けた。私はそれをすでに母に命をかけて教えられていた。

鈴木涼美の母親は癌で亡くなっていた

鈴木涼美さんの母親・灰島かりさんは、2016年6月14日に胃がんにより66歳という年齢で死去しています。

鈴木涼美さんは、亡き母親に対しての手紙を自身の著書「愛と子宮に花束を」の中に掲載しています。

 

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母上様

あなたが息をしなくなってから来月でちょうど1 年経とうとしています。私は相変わらず新宿に住んでたまにワイワイ飲みに行きながら、でもずっと鳴り続けていた蓄音機が急に動かなくなったような、そんな不思議な毎日を送っています。

33歳になったばかりの頃に私を産んで、私が33歳になる直前に逝ってしまったあなたにとって、私はあんまりいい娘ではなかったのでしょうか。19 歳で家を出てから何度も、しばらく実家に戻ってくればいいのに、という両親の言葉を無視して外で暮らし続けた私の生活は、とても愉快で華やかなものでした。

それでも私は、いつかは向き合って答えを探さなくてはいけない問題をいくつか、身体の中にとどめたままでした。

思えば私のこれまでの人生は、有り余る資本がぶら下がった身体を小気味よく利用して生きていくことが、どうして簡単に許されないのか、その問いに支配されていたような気もします。なぜ身体を売って、面白楽しく暮らしてはいけないのか。あるいは、どうして身体を売るような荒んだ生活は魅力的で、引き返せないほど強く私たちを掴んで離さないのか。

ただただ煌めくその世界に引き込まれながら、キャバクラのおしぼりケースの中で眠りこけた時も、AV嬢になった時も、なんとなくではありますが、根っこのところにそんな問いが横たわっていました。どうしてこんなに楽しく、どうしてこんなに許されないのか、と。

ただ、おそらく私はその答えの、最も重要な、核のような部分を教えてくれるものがあるとしたら、それは私の数多の経験ではなく、あなたであると思っていたし、今でもそう思っています。そしてあなたは私のいる靄のかかった迷路の先に、その核の、本当に小さな小さな破片の影をチラつかせて、チラつかせたままこの世を去ってしまいました。

私は今も、わかりそうでわからない、掴めそうで掴めないそのぼんやりとした影を追いかけています。もしかしたら一生見つからないかもしれないし、最初から全体などないのかもしれないけれど、奥の方でぼんやりと光っている何かを追い求める人生も、結構楽しいのかもしれません。

先日、持ち主によって開けられることがなくなってしまったあなたの部屋のクローゼットを整理しに、鎌倉の家へ行ってきました。

あなたのクローゼットには、肩パット入りのCKのスーツなど、いろいろ笑えるものが入っていましたが、思いの外多かったのが、もともと、私が自分用に買った服やバッグです。

そういえばあなたはよく私が着なくなった服を、自分の部屋に持って行って時々着ていたな、と懐かしく思い出しました。私が知らないオジ様方にお酒をついで営業メールをして稼いだお金で買った服。それに袖を通して、もしかしたらあなたはほんの少しでも私のことを理解しようとしていたのかもしれません。

ついでに私は散らかり放題の倉庫のようになっている自分の部屋の整理もしたのですが、タグがついたままカビ臭くなっている洋服たちは私にとってもう、以前のようにキラキラとした輝きが感じられるものではありませんでした。

それでも、母であるあなたへの嘘のない愛をもっても、元カレたちに向けてきた嘘っぱちの愛をもっても、止められないほど強い衝動をもってそれらに囲まれた生活を選択してきた私にとって、そういった残骸はとても悲しく愛らしく見えるものです。私の中で、母や父を愛することと、暗い深海のような夜の街に繰り出すことは、大した矛盾もなく両立するような気がしていたけれど、あなたは最後までそれを真っ向から否定していました。

結局、私はあなたの言葉によってAV嬢を引退したわけでも、キャバクラを退店したわけでもなく、今もそれらを否定する言葉を持ちません。でも、今もなおそれなりに商品価値のある身体を抱えたまま、それを売らずに生きていられるのは何故なんでしょうね。散々知らない男にお酒を注いで、散々人に裸を見せて、もう守るべき聖域など何もないはずなのに。

前置きが長くなりましたが、この度、あなたとの最後の会話を書き綴った本を出版するに至りました。私のように、母親との間に絶望するほどでもない些細な悩みを持って夜の世界を駆け巡った女の子たちの話を書いた連載を本にしよ ようと思った際に、あなたとの会話を、書き下ろしで付け加えることを許してもらいました。

二度と更新されないあなたの言葉は、日々更新されるウェブサイトに乗せるには似つかわしくないと思ったからです。普遍的なことを言うのを恐れないあなたの言葉は、簡単にデリートできない、インクで書かれた文字に似ていると思ったからです。

そして何より、書斎にある何千冊もの本に埋もれながら、70冊以上もの本を書きながら、私を育てたあなたの言葉を、私も本の中に保存したいと思ったからです。

思っていたより、私はあなたの言葉に動かされて生きてきました。思っていたより、あなたはわかりやすい愛の言葉で、私を正そうとしていました。

長くなりましたが、良い娘を器用に演じずに生きる私を、長いこと許さずに受け入れ、嫌いながら愛してくれたことに、心から感謝いたします。

2017年5月
鈴木涼美

(引用:インスタグラム)

興味がある方は、是非一度「愛と子宮に花束を」をお読みになっていただけるといいかと思います。

ここまでご紹介してきた中で、鈴木涼美さんの経歴・生い立ちが壮絶であることを十分にわかっていただけたと思います。

そんな鈴木涼美さんの結婚や子供についての情報も調べてみました。

鈴木涼美の結婚(旦那)と子供について

鈴木涼美さんは、現在結婚しておらず独身で子供もいません。

鈴木涼美さんは、2021年12月に友達の息子と遊んだことをインスタで投稿した際に未婚であることを明かしていました。

 

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作家としてバリバリお仕事をされている鈴木涼美さんですが、結婚願望はあるようで旦那さんと息子が欲しいとコメントしています。

旦那か息子ほしい♪できれば両方

鈴木涼美さんのインスタグラムには、友人の子供と一緒に出かけるなど子供を可愛がっている姿が多いので、子供好きで将来は優しい母親になりそうです。

鈴木涼美は結婚してる?未婚で旦那と息子が欲しい!

現在、鈴木涼美さんの年齢は35歳ですが信じられないほどの若々しさと美しさですので、モテることは間違いないでしょう。

彼氏やパートナーとなる存在の男性がいるかもしれませんし、これからどんどん素敵な男性に声をかけられるでしょうね。

鈴木涼美の出身大学と高校は?慶應と東大と明治学院!

鈴木涼美の学歴まとめ!大学は慶應義塾と東大で高校は明治学院!

鈴木涼美の学歴

鈴木涼美さんの学歴を簡単にまとめました。

  • 1989年、清泉小学校に入学
  • 1994年、2年間父親の転勤でロンドンハムステッドの私立女子校セント・マーガレット・スクールに通う
  • 1996年、清泉女学院中学校
  • 1999年、明治学院高等学校に入学
  • 2002年、慶應義塾大学環境情報学部に入学
  • 2005年、東京大学大学院学際情報学府に入学
  • 2009年、東京大学大学院学際情報学府の修士課程を修了

鈴木涼美の出身高校は明治学院

 

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鈴木涼美さんが通っていた高校は明治学院高等学校で、偏差値は68です。

鈴木涼美さんは現在も高校の仲間との関わりがあり、定期的に会うなどして交友関係が良好であることがわかります。

高校生までは実家暮らしをしていたため、神奈川県に住みながら家族と共に過ごし、1時間ほど掛けて東京都港区にある高校に通っていたと思われます。

当時から頭が良く、そこまで頑張らなくてもいいそれなりに勉強ができてしまうタイプの鈴木涼美さんは、学校で成績優秀だったことが伺えますね。

鈴木涼美の出身大学は慶應義塾大学・東京大学大学院

 

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鈴木涼美さんは、慶應義塾大学の環境情報学部を卒業しており、偏差値は72.5です。(2022年度入試)

大学の学部生時代には、木の枝を拾ってステージ作ったり、泊まりで絵とか文章書いたりしたことを明かしており、芸術的な慣性を磨いていた一方で、大学3年生からは合コンや飲み会に明け暮れる生活を送っていたようです。

大学3年から大学院に入ってしばらくの間、合コンと飲み会に明け暮れた時期があるんだけど、そこで出会ったのはエリート系が多かった。二大広告代理店、民放キー局、三大商社、外資系、あとはレコード会社とか。

(引用:文春オンライン)

鈴木涼美さんに彼氏ができてAV女優の道に進んだのも大学3年生の頃なので、派手に遊びまわり刺激的な人生を謳歌していたことがわかりますね。