浜崎あゆみの病気(病名)はなに?アナフィラキシーショックの原因はワクチンか?

歌手の浜崎あゆみさんが11/6にアナフィラキシーショックを発症し、一時意識不明になっていた件について、12日に公式サイトより現状報告の公表がありました。

精密検査の結果病気が見つかったことは公表されているものの、その病名については明記されていません。ただし、年末のライブ等も行われるとのことで大事には至っていないことが伺えます。

この記事では、公表されていない病気の原因や現在のところの病名を医師の視点から解説してまいります。

浜崎あゆみの病気はなに?病名は非公開

歌手の浜崎あゆみさんが、11/6のライブ直後に体調不良を訴え、意識不明にまで陥ったことを報告しました。しかし病名は今のところ公表はされていません。

浜崎あゆみの事務所が公式HPで経過を公表

その後の経過報告を公式HPがアップしました。

浜崎あゆみ 病気 病名 なに アナフィラキシーショック ワクチン

引用:https://avex.jp/ayu/news/detail.php?id=1095594

内容としては、

  • アナフィラキシーショックによる緊急搬送後、経過観察
  • その後精密検査
  • 何らかの病気が発覚
  • これからも知識をつけながらこの病気と付き合っていく
  • 12月30日、31日の公園は予定どおり開催

概ねこのような内容でした。11/6にアナフィラキシーショックで緊急搬送されてから容態を心配していたファンも多いなか、容態が安定しているということがわかったたけでも一安心ですね。

またそこからの年末公演も開催ということで、さすがは歌姫…タフすぎます…。

浜崎あゆみは右足首骨折を公表&車椅子でライブ決行も

ところで、11/12のインスタグラムでは、11/6公演の様子が公開されています。車椅子に座りながら熱唱する姿は、アーティストとしてはあまり見ない光景ですし、衝撃的ではありますよね。

2日前にご本人の不注意で「右足首を骨折してしまった」と公表していましたが、あまりに急だったので中止もできなかったのでしょう……

 

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この11/6のライブ終了後に救急搬送されたとのことなので、骨折&アナフィラキシーショックのダブルパンチでさぞ大変だったことと思います。

病気発症までの経緯

ここまで波乱万丈な浜崎あゆみさんですが、骨折〜病気発覚までの経緯をここでまとめておきます。

  • 11/4 不注意による右足骨折
  • 11/6 車椅子でライブ決行、終了直後にアナフィラキシーショックで緊急搬送
  • 11/7 ライブ中止
  • 11/12 容態安定を報告 病名非公開で年末公演開催を明言

ということで、ライブ準備中の右足首骨折を皮切りに波乱の一週間でしたね。とにかく無事で何よりです。

アナフィラキシーショックで意識不明?考えられる原因は

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引用:https://news.yahoo.co.jp/

11/6直後に救急搬送された浜崎あゆみさんですが、一時意識不明になっていたことが公表されています。

「アナフィラキシーショック」という言葉は一度は聞いたことがあると思います。以下、「アナフィラキシーってなあに.jp」の医師の監修のもと書かれているホームページより引用しています。

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引用:https://allergy72.jp/anaphylaxis/what.html

アナフィラキシーショックとは、「極めて短い時間のうちに全身にあらわれるアレルギー症状」と書かれています。かつ「血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。」とも。

そして、その原因は「主にアレルギーの原因物質に触れる、食べる(飲む)、吸い込むことで引き起こされます。」とのこと。

強すぎるアレルギー反応=アナフィラキシーショックという解釈になります。浜崎あゆみさんも、なんらかのきっかけでこの病気を発症してしまったものと思われます。

原因1 アナフィラキシーの原因は食物アレルギー

上記の記事にもあるように、アナフィラキシーショックの原因となる最たるものは、アレルギーの原因物質に触れる、食べる(飲む)、吸い込むことです。

つまり、食物をはじめとするアレルギー物質が原因となっている場合が多いです。

そのため、普通に考えると、浜崎あゆみさんがなにか食べ物にアレルギーを持っていて、うっかり食べてしまったなどのトラブルが考えられます。

ただし浜崎あゆみさんも43歳です。今更食物アレルギーを「知らなかった」「忘れていた」ということも少々考えづらいような気もします。

原因2 アナフィラキシーの原因はコロナワクチン?

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ネット上などを見ていると、浜崎あゆみさんの今回のアナフィラキシーショックの原因がコロナワクチンでは?という声も少なくありません。

こちらに関しては医学的な証拠もないので確証は持てませんが、浜崎あゆみさんのワクチン接種のスケジュールを見ていると、可能性はゼロではないと思われます。

ワクチン接種の情報に関しては、浜崎あゆみさんがご自身でインスタグラムのストーリーに投稿していました。
※ストーリーのため現在は確認することはできません

ですが、仮に10/6がワクチン接種の1回目だったとすると、2回目の接種が10/27以降であったことも充分に考えられます。

ワクチン接種のあとに激しい運動を行うことで身体に負荷がかかるという説もありますので、ライブ準備の時期と重なったということは大いにあり得る諸説です。

原因3 アナフィラキシーの原因は鎮痛剤?

もうひとつの可能性として見えてくるのは、鎮痛剤の存在です。

浜崎あゆみさんは11/4に不注意で右足首を骨折していたというのは上述したとおりですが、この怪我のために鎮痛剤等を服用していたとしたら、それが原因+コロナワクチンがきっかけでアレルギー反応を起こした可能性は否めません。

以下、スポーツ栄養WEBの公式サイトでコロナワクチン接種における注意点が記載してある文面を一部抜粋しています。

ワクチン関連の副反応を防ぐために、予防接種前にイブプロフェン、アスピリン、アセトアミノフェンなどの市販薬(解熱鎮痛薬)を服用することは勧めない。これらの薬がワクチンの効果にどのように影響を及ぼすかは不明。ただし、他の理由でこれらの薬を定期的に服用している場合は、ワクチン接種前にも服用し続ける。

アレルギー反応を抑制する目的で、ワクチン接種前に抗ヒスタミン薬を服用することも勧めない。

引用:https://sndj-web.jp/news/001237.php

これを見ると、「イブプロフェン、アスピリン、アセトアミノフェンなどの市販薬(解熱鎮痛薬)を服用することは勧めない」と明記してあります。

浜崎あゆみさんが11/4に骨折していたこと、ライブを控えておりそれなりに激しい運動量であったこと、そして痛目止め解熱剤を飲んで公演に挑んだ可能性。

これらを加味すると、ワクチンが直接的な原因ではなかったとしても、骨折による鎮痛剤がきっかけとなり、アレルギー反応を起こした可能性はゼロではないと考えられます。

浜崎あゆみの病名は「薬物アレルギー」の可能性

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引用:https://www.oricon.co.jp/news/2198366/full/

ここまでを時系列順などに沿ってまとめてみると、浜崎あゆみさんの今回の病名は「薬物アレルギー」の可能性が高いのではないかと推測できます。

浜崎あゆみさんはこれまでの歌手活動でも様々な病気や怪我を公表しており、いま現在もなんらかの薬を服用している可能性もあります。

そのなかでコロナワクチンや新たな鎮痛剤、そして妊娠・出産を経ての体質の変化などが原因で、今回薬物アレルギー反応を引き起こした可能性はあるように思います。

あくまで予想でしかありませんが、一時意識不明とまで報道されたあとに「容態は順調に回復」。つまり命に別状がある病気ではなかったこと。

年末の公演も決行を明言していることから、重篤ではなく今後も付き合っていける病気であることからも、一時的なものや機微な症状であることが予想できます。

浜崎あゆみの過去の病気やケガまとめ

これまでの浜崎あゆみさんの怪我や病気をまとめてみました。

  • 2000年6月 左耳の突発性内耳障害
  • 2005年8月 急性副鼻腔炎・急性咽頭炎
  • 2008年1月 突発性難聴
  • 2008年12月 過労による貧血で高所から落下。右手全治3週間
  • 2016年10月 過労による急性気管支炎
  • 2017年11月 急性気管支炎

10代の頃から最前線で活躍し、時代を一世を風靡する歌姫の過酷さは尋常ではないですね・・・・。

現在はお子さんが2人いながら通常営業でライブをし続ける体力・気力を考えるとそれだけでもすごいことです。

これだけの怪我や病気があれば、ワクチンや鎮痛剤などちょっとしたことがきっかけでアレルギーを起こすことも考えられる範疇と思います。

車椅子でライブを敢行する様子や、一時意識不明という重傷を負ってまでも公演やライブを行い続ける姿には、感銘を受けます。

Yahoo!ニュースなどではこれらの浜崎あゆみさんの活動について心ないコメントも多く見かけますが、彼女は紛れもなくスターであり、プロ意識を持って活動していることは間違いありません。

経済を動かす存在でもあるということから、ライブやツアーの中止は簡単に決められることではないことや、彼女を支えることで食べているチームのメンバーもいるという事実を考えると、並外れた努力をしていることでしょう。

こういった稀有な才能に対し、批判ではなく応援できる社会になることを願います。