プーチン大統領の後継者は誰？次期大統領予想や任期はいつまで？

英国の英大衆紙デイリーメールなどが、プーチン大統領が胃がんで手術を受けるという情報を報じたことにより、時期後継者が誰になるのかと注目が集まっています。

そもそも、ロシアの法律として、プーチン大統領が病気などで一時軍事作戦の指揮権を手放すことになった場合、どのような方法が取られるのでしょうか？

そして、現時点で時期大統領候補として名前が挙がっている人物は誰なのでしょうか？

また、プーチン大統領は過去に何度か大統領になっていますが、任期はいつまでなのでしょうか？

こちっらの記事では、プーチン大統領の後継者は誰？次期大統領予想や任期はいつまで？という内容を解説していきます。

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プーチン大統領の任期はいつまで？

ロシアの大統領の任期は2008年に憲法改正が行われて、任期4年から任期6年に延長されました。

そして、2012年に3選禁止の法律が適用されることになったので、現在は大統領に連続就任できる上限は12年となっています。

ちなみに、他の人間を挟めば何度でも大統領には当選することは可能です。

プーチン大統領は、2000年に初当選して2008年まで大統領を務めました。

当時は、1期4年が任期で連続で2期という決まりだったので、1度大統領の座を降りで首相に就任しています。

そして、2012年に再び大統領となりました。

現在は、1期6年の任期で連続で2期に憲法が改定されたため、プーチンの大統領としての任期は2024年までとなっています。

しかし、2021年4月に国民投票を経て、あと2回再選に立候補できるようにすることを含む憲法改正案に署名したことで、大統領の任期を2036年まで延長する可能性もあります。

では、プーチン大統領が胃がんやパーキンソン病など、病気で指揮権を手放すことになった場合、誰が大統領の変わりを務めるのでしょうか？

本来であれば、大統領の身に何か緊急なことが起きた場合は、首相が指揮権を持つというのがロシアの憲法での決まりにあります。

大統領が辞任した場合、罷免された場合、又は健康上の理由により職務遂行ができない場合は、3ヶ月以内に実施される大統領選挙まで大統領代行を務める。

(引用：Wikipedia)

そのためプーチン大統領の身に何かが起きた時は、必然的に現首相ミハイル・ミシュスチンが指揮権を委任されることになっています。

しかし、ミハイル・ミシュスチン氏はテクノクラートという技術官僚の出身で、軍隊での経験がないことが懸念されるため、プーチン大統領は指揮権委任を拒否したといわれています。

このことから、ミハイル・ミシュスチンはロシアの首相というポジションに位置しているにもかかわらず、プーチン大統領の後継者として認められていないということになります。

その代わりに、プーチン大統領から指揮権を任されたのが、ロシア連邦安全保障会議の書記であるニコライ・パトルシェフです。

プーチン大統領はパトルシェフ氏に対して、同氏はロシアの権力構造の中でただ一人信頼に足る友人だと伝え、さらに「もし、手術後の経過が悪く国家行政に支障が出るようになったら行政権もあなた（パトルシェフ氏）に一時的に委託するつもりだ」と言った

(引用：FNNプライムオンライン)

ニコライ・パトルシェフは共産国のソビエト連邦時代に国家保安委員会でプーチン氏と一緒に働いた同志です。

元FSB (ロシア連邦保安庁）の長官をプーチン大統領から引き継いだ経歴があり、テロ事件の対応などをしたこともあるためプーチンから絶大な信頼を寄せられています。

また、プーチン大統領に絶対的な忠誠心を持ち、初の大統領に就任する際も首相代行（後に首相）に任命しています。

そのため、プーチン大統領は自分の身に何か起きた際には、ニコライ・パトルシェフに後継者・次期大統領を務めて欲しいと考えていることがわかります。

プーチン大統領の後継者・次期大統領が誰か、そして大統領としての任期がいつまでなのかをまとめると以下であることがわかりました。

プーチン大統領の胃がんであることが本当なのかはわかりませんが、これまでにも病気や暗殺の噂が多数浮上していますので、万が一その身に何か起きた際にはニコライ・パトルシェフが後継者として政治の権力を持つかもしれませんね。