世界的大スターである歌手のジャスティン・ビーバーさんが、病気で顔面麻痺を引き起こしていることを公表し、現在開催中の全国ツアーを延期・休養することを明かしました。
現在、ラムゼイハント症候群という病気の顔面の麻痺により、目が閉じられなくなってしまっている状態ということです。
ジャスティン・ビーバーさんがインスタグラムに公開していた動画で、病気の病状や症状を確認し、病気を引き起こした原因についても調査しました。
ツアーを延期したジャスティン・ビーバーですが、後遺症が残る可能性や、治療期間から回復・復帰する時期を予想しました!
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ジャスティン・ビーバーの顔面麻痺はラムゼイハント症候群で動画がやばい!
2022年6月11日、ジャスティン・ビーバーさんが自身のインスタグラムに顔を移した動画を投稿して、顔面麻痺の症状がでる「ラムゼイハント症候群」という病気を患っていて目が閉じれなくなっていることを明かしました。
「見ての通り、こっちの(右の)目はまばたきができず、(顔面の右側を指し)顔のこっち側で笑うことができない。この鼻の穴は動かせず、右側に完全な麻痺がある」
以下画像が、インスタグラムに投稿された動画の一部を切り取ったもので、次の項目で動画でも載せています。
このように右顔に麻痺の症状が出て、右目が瞬きできない状態になっていることがわかります。
ラムゼイハント症候群とは?
ジャスティン・ビーバーさんの病気である「ラムゼイハント症候群」とは、顔面に入り込んだウイルスの影響で麻痺の症状を引き起こす病気で「難病」と言われています。
水痘・帯状疱疹ウイルスとされています。 水痘・帯状疱疹ウイルスは、「水ぼうそう」や「帯状疱疹」のウイルスです。 ウイルスが顔面神経に入り込んで麻痺を生じます。 ウイルスが顔面神経に入り込んで活性化することで炎症が生じ、神経がむくみます。
「ラムゼイハント症候群」による顔面麻痺の症状は人によって様々なようです。
ラムゼイハント症候群の症状例
- 口をしっかりと閉じることができないため、涎が垂れます。
- 頬を膨らまそうとしても空気が漏れて膨らみません。
- 「イー」という口が出来ません。
- 閉眼ができなくなり、寝ているときにも目が開いたままで目が乾燥してしまいます。
- 放置していると角膜が傷ついてしまい、これが悪化すると視力障害に繋がります。
- 涙や唾液の分泌が低下して、口が乾燥したり、目の乾燥が悪化したりします。
病気は発症後の治療開始が遅くなるほど、顔面神経麻痺の後遺症が残る確率が高くなってしまうそうなのでとても心配ですね。
後遺症については次の項目で詳しく紹介します。
ジャスティン ・ビーバーの顔面麻痺の病気(ラムゼイハント症候群)の症状は?
こちらが、ジャスティン・ビーバーさんの目の病気の症状がわかる動画です。
顔面麻痺を引き起こしていて、顔の右半分が動かない状態であることが確認できます。
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ジャスティン・ビーバーさんは、自身の病気や目の症状が日に日に悪化していることを明かしており、とても不安な日々を過ごしていました。
「こんな言葉を言わなくてはならないなんて自分でも信じられない。(体調不良を戻すために)ベストを尽くしたけれど、病気は悪化する一方だ。いくつかのコンサートを延期しなくてはならなくてはならなくなった。心が痛むけれど、みんなを愛している」
ジャスティン・ビーバーの顔面麻痺の原因は?
ジャスティンビーバーさんの顔面麻痺の病気「ラムゼイハント症候群」の原因は、過労やストレス、病気などで免疫力が低下した時に生じやすいと言われていることがわかりました。
引用:はしぐち脳神経クリニック
ジャスティン・ビーバーさんは、現在コロナ後初の全国コンサートツアーを行っている真っ只中であったため、過労で疲れが溜まっていたのは間違いありません。
他の病気にかかっていたのかは定かではないですが、ファンに完璧なパフォーマンスを届けようとする思いから頑張りすぎてしまい、身体に負担をかけていたのでしょう。
免疫力が低下していたところにウイルスが入り込み、「ラムゼイハント症候群」を発症してしまったと言えます。
ジャスティン・ビーバーの復帰時期はいつ?顔面麻痺・病気の後遺症や回復するか?
ジャスティン・ビーバは復帰できる?
ジャスティン・ビーバーさんが患っている「ラムゼイハント症候群」の治療期間について調査したところ、手術などではなくステロイドと抗ウイルス薬を内服する方法で、数週間~数か月で回復する可能性が高いことがわかりました。
顔面神経麻痺は次第に回復していきますが、回復には、数週間~数か月を要します。特に回復が得られやすいのは、発症から3か月までです。そのころまでにかなり回復しますし、もともと症状の軽い人では目立たなくなっているかもしれません。
(引用:はしぐち脳神経クリニック)
特に、薬を服用してからは3ヶ月くらいで顔面麻痺の病状が落ち着き、長引いても半年から1年以内には回復するそうです。
そのため、ジャスティン・ビーバーさんが病気の休養後に復帰する時期は、3ヶ月〜1年後ということになりそうですね。
しっかり病気を治療をすれば、ジャスティン・ビーバーさんは回復して歌手活動を再開して歌い続けることは可能でしょう。
ジャスティン・ビーバの顔面麻痺は後遺症が残る可能性も
しかし、病気の症状が重い方だと後遺症として顔面への麻痺が残ることもあるというので、早期(発症から3日~4以内)に治療を開始したほうが効果が高く、とにかく早く薬を服用して症状を抑えるとこが必要になることがわかりました。
ただ、発症から1年経過して残っている症状については固定してしまっている可能性が高いと思われます。
(引用:はしぐち脳神経クリニック)
もし万が一、ジャスティンの顔に後遺症が残ってしまい、うまく口が動かせないようなことになってしまうと、今後の歌手としての活動が思うようにいかなくなる可能性もあります。
後遺症を残さないためにもしっかり病気と向き合って治療に専念し、「ラムゼイハント症候群」を乗り越えていただきたいですね。