前山剛久は自殺教唆罪で罪になる?【文春】神田沙也加との音声データ会話全文

文春から神田沙也加さんと前山剛久さんの音声データが公開されました。

神田沙也加さんの死の直前に、前山剛久さんが放った数々の言葉の暴力が公になり、神田沙也加さんの死の原因は信じていた相手からの裏切りにより起こってしまった悲劇だったことがわかりました。

神田沙也加さんを精神的に追い詰めてしまった、前山剛久さんの言葉・やりとりをまとめ、自殺教唆罪で罪になるのか?について解説していきます。

最初に:神田沙也加と前山剛久の音声データ全文!

神田沙也加と前山剛久の音声全文と自殺教唆罪について

引用:Instagram

以下が、文春によって発表された神田沙也加さんと前山剛久さんの音声データの全文になります。

前山「引き払うって!なんで俺のこと信じないの、そうやって!おい!」

沙也加「怒鳴らないで」

前山「死ねよ、もう、めんどくせえな」

沙也加「死ねって言わないで」

前山「死ねよ」

沙也加「死ねって言わないで」

前山「(煽るように)死ねよ」

沙也加「何で言うの?」

前山「死ねよ、マジで」

沙也加「死んだらどうなの?」

前山「ん?別に」

沙也加「なんとも思わないの?」

前山「うん」

沙也加「せいせいする?」

前山「うん。お前しつこいのだもん、だって」

 すすり泣く音

沙也加「『死ね』って言わないで。叩きなよ、じゃあ。『殺すぞ』とかさあ、『死ね』とか言うんだったら。言うこと聞かせればいいじゃん、それで」
前山「そんなことしないよ。殴ったらだって俺、悪くなるじゃん」
沙也加「そんなこと言ったって、『死ね』って言ったって、『殺すぞ』って言ったって、おんなじだよ」
前山「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」
沙也加「私が死んだら?」
前山「うん」
沙也加「なんでそんなこと言えるの? みんなに嫌われてるってこと?」
前山「うん」
 しばらく沈黙が続き、沙也加は声を絞り出す。
沙也加「ねえ? (涙声で)ねえ、そんな酷いこと言わないでお願いだから」
 そして、音声データの最後に収められていたのは、
沙也加「『大好きだ』って、『こんなに合う人いない』って言ったから付いてきたんだよ……」

神田沙也加の死はある意味「他殺」?

神田沙也加の死と前山剛久の関係

前述の神田沙也加さんと前山剛久さんのやりとりを見て、神田沙也加さんの死は前山剛久さんの言葉によって起きてしまった可能性があることがわかりました。

こちらの報道を見た方からは、神田沙也加さんの死因が自殺なのではなく他殺ではないかという声が寄せられていました。

前山剛久は自殺教唆罪になる?

神田沙也加の死で前山剛久は自殺教唆罪?

実は、自殺そのものは犯罪にはなりませんが、自殺をそそのかしたことによって他人を自殺に追い込んでしまった場合には、自殺教唆という罪が問われることがあります。

さらに、条件によっては自殺教唆際以外に、殺人罪・脅迫罪・強要罪といった罪に問われることもあるのです。

詳しく見ていきましょう。

自殺教唆とは?

教唆とは、自殺意思のない方に対して、故意に自殺意思を生じさせることをいいます。

自殺教唆は、自殺するつもりのない人に、自殺を決意させる行為です。したがって、ある行為によって、自殺するつもりのなかった他人が自殺を決意したのかどうかが、ポイントとなります。

(引用:弁護士ドットコムニュース)

以下に、自殺教唆についてまとめてあるように、他人の存在を否定して生命を侵害した場合、自殺に関与しているとみなされることがあるようです。

人の生命は本人だけが左右することができるものであり、他人の自殺への関与は、その方の存在を否定して、その生命を侵害するものといえます。そのため、本人が同意をしていても、その同意は無効であり、他人が自殺に関与することは可罰性を有すると考えられています。
このような趣旨から、自殺に関与する罪である自殺教唆が処罰対象となっているのです。

今回、神田沙也加さんに向かって前山剛久さんはいい放った言葉を見ると、「死ね」という言葉が何度も繰り返し言われていたことがわかります。

前述で他殺だと思った方が大勢いたように、前山剛久さんに自殺教唆罪の可能性があるかもしれません。

しかし、喧嘩になった経緯やそれまでも関係性など、音声データや全文だけではわからない部分も多いので現時点では判断できかねます。

特に、喧嘩でカッとなり言った言葉の可能性もあるので、「故意に」というポイントがあてはまるかどうかはわかりませんね。

ただ、はっきりと音声のデータは残っているので、今後は警察や弁護士によって調査されていくと思われます。

神田沙也加さんの遺書についてや事故の原因などはこちらの記事でも詳しくまとめています。

▶︎【遺書内容】神田沙也加事故当時の彼氏は前山剛久!結婚目前で破局の理由は?

自殺教唆になった場合は?

自殺教唆罪については、刑法第202条で法定刑が6か月以上7年以下の懲役または禁錮と規定されています。

ちなみに、殺人罪の場合は、死刑・無期もしくは5年以上の懲役となるため、比較するとかなり軽い刑になります。

簡単に「死ね」という言葉を使う人がいますが、今回の神田沙耶亜さんの件で、他人に対して「死ね」という言葉を使う事の重さがよくわかりました。

本当に死んで欲しいと思っていなかったとしても、その言葉がきっかけで人が亡くなってしまうかもしれません。

そうなったら、罪に問われる事になりますし、一生取り返しのつかない事になってしまいますので、改めて自分自身の言動に気をつけるように意識していきたいですね。

そもそもなぜ、ふたりの会話が文春に流出してしまったのかも謎ではあります。もしこの音声データが本物だった場合、前山さんに事情聴取等行われている可能性も高いです。