なにかと話題沸騰中のバチェラー4で新たな事件が勃発しています。ことの発端は、社会学者として今回参加している女性メンバーの松本妃奈子(まつもと ひなこ)さん。
バチェラーの初回放送が行われたとに配信されたバチェラー座談会で使われた画像に松本妃奈子(まつもと ひなこ)さんのだけ使われていなかったのです。
そのことに気がついた松本さんが抗議し、物議を醸しています。
バチェラー制作側の対応にも注目が集まりそうな今回の件についてどこよりも詳しくまとめます。
炎上!社会学者・松本妃奈子(まつもと ひなこ)の写真だけ削除される
引用:Twitter
上の画像は、11/28(日)22:00〜配信された「バチェラー座談会」の放送中に流れた参加女性一覧の写真です。
実は、このなかでひとり「まだ残っているのに画像が消されたいた」人がいます。それが今回の記事タイトルにもある松本妃奈子さん(29・社会学者)です。
この件で松本さんがSNSで抗議し話題になっています。
松本妃奈子(まつもと ひなこ)の画像削除?バチェラー座談会で判明
バチェラー座談会とは、バチェラー制作陣が公式で行なっているもの。「ネタバレあり!」というサブタイトルがついているので、バチェラー4の初回放送を見た人をさらに盛り上げるために行われた公式の放送です。
||◤ネタバレあり!
バチェラー座談会開催◢||第1回は、
月(日)時〜LIVE配信: #相席スタート さん
スタジオゲスト: #おばたのお兄さん
☎️: バチェラー参加者YouTubeでのご視聴はこちらhttps://t.co/oteLIv5E6o#バチェラー4 https://t.co/sJlLwPeNt9
— 【公式】バチェラー・ジャパン シーズン4 配信中 (@BachelorJapan) November 26, 2021
これが実際の公式ツイートです。間違いなく公式で発信していますね。
このバチェラー座談会の配信のなかで「今残っているのはこのガールズです!」と紹介された、公式が用意した写真の女性陣のなかに、まだ残っている松本妃奈子さん(29・社会学者)だけ削除されていたのです。
実際の画像がこちらです。↓↓↓
引用:Twitter
初回放送の時点で松本さんはまだ残っていました。なので女性は「10名」掲載されるべきでした。
ところがなぜか松本さんだけいない・・。これが今回の炎上の全容になります。
炎上案件!なぜ松本妃奈子だけ画像が削除された?
このことについて松本妃奈子さんは猛抗議。ご自身のTwitterでもこのように発言しています。
消されてたらしい。ひどすぎる。
意見すると、こうやって扱われるってこと。つまりは結局、目立たせてもらいたかったら、理不尽なことでも、黙ってろってこと。収録中も直接「これは、人権的にありえないですよ」って言ってたからお荷物扱いかなしい#バチェラー #バチェラー4 #バチェロレッテ pic.twitter.com/K6NEwpkUbB
— バチェラー4松本妃奈子(ひなっぴ)社会学ハッカー (@hinako_gender) November 29, 2021
松本さんいわく「意見するとこうやって扱われる」とのこと。
背景を説明すると、松本妃奈子さんは京都大学で社会学者として活動しており、今回の参加女性のなかでも一際高学歴・ハイスペックを誇っています。
Twitterのアカウント名の「@hinako_gender」というネーミングからも分かる通り、ジェンダー論についてもインターネットでインタビュー記事が掲載されています。
一部で「フェミニスト」という言われ方もしているようですが、ご本人がフェミニストという発言をしているわけではないそうです。
バチェラー4参加当初から松本妃奈子(まつもと ひなこ)に批判の声?
引用:https://www.businessinsider.jp/post-246239
さらに説明をすると、松本妃奈子さんはバチェラー4参加当初から、一部のファンからは批判の声が上がっていました。
理由は、参加者紹介VTRで「結婚は不公平。制度が変わらない限り結婚しない」と言い切りネットをざわつかせたという背景があるからです。
元々社会学者であり、ジェンダーについてなど現代の社会のあり方に人一倍詳しく、研究対象でもある彼女が、あえてバチェラーに参戦したことが、大きく注目を集めていた矢先の炎上でした。
バチェラー制作側は「手違い」だと説明
松本妃奈子サイドは抗議
このことについて松本妃奈子さんは個別でバチェラー側にも抗議しており、そのコミュニケーションの一部をTwitterで公開していました。
涙が止まらない pic.twitter.com/ee1sfVeicq
— バチェラー4松本妃奈子(ひなっぴ)社会学ハッカー (@hinako_gender) November 29, 2021
松本妃奈子さんは「私がバチェラー側に意見をたくさんしたことによって嫌われているのは分かってます」と発言しています。
おそらく、松本さんの抗議とはジェンダーに関わることだったのでしょう。このように説明しています。
「ジェンダー」っていうイメージが先行してると思うけど、わたしはそれを主張してるんじゃなくて、
リアリティ番組で自殺者まで出ている状況下で、過酷な旅に参加する女性へのリスペクト(道具化しないこと)、倫理的に真っ当なプロセスをお願いしただけなんです。
私達はおもちゃじゃないんですって。 https://t.co/7TKxOSPZzi
— バチェラー4松本妃奈子(ひなっぴ)社会学ハッカー (@hinako_gender) November 29, 2021
バチェラーサイドは「手違い」と釈明している模様
松本妃奈子さんのツイートを見るに、バチェラーサイドは、松本さんだけ画像が消えていたことを「手違い」だったと釈明しているようです。
こちらに関しては、真偽のほどはいまだにわかっていません。
バチェラーサイドは今回の炎上の件については特に公式で発言はしていないようです。
なぜここまでバチェラー4が炎上しているのか?
ここまでの経緯を見てきたなかで、どういったところに問題があり炎上に発展しているのか?を考察してみたいと思います。
大きく3つの要素が今回のことを大きくしていると考えられます。
1.松本妃奈子という「フェミニスト」がいじめ対象に?
まずひとつ目が、バチェラーサイドが認めているわけではなくあくまで「手違い」としているものの、ジェンダー社会学者である松本妃奈子(まつもと ひなこ)さんを制作側が排除してしまったように“見えた”ことが大きな問題であったと思われます。
もしこれが他の女性であったら、「手違いだったのかもね」で終わっていたのかもしれません。
しかし、実際には重要または目立っている女性メンバーが削除されるという手違いは考えづらいわけです。
女性陣はみな横一直線で必死に頑張っているにもかかわらず、そういう意味でも不公平感が出てしまったことが、今回松本妃奈子を過度に傷つける要因になったしまったと考えられます。
2.バチェラー4のネタバレにもなってしまった
これらの流れを見るに、まだバチェラーを3話まで見終わっていない人からすれば「ネタバレ」になってしまったこともひとつの問題点かもしれません。
こちらに関しては松本さんもTwitterで謝罪をしていましたね。
すみません、もう言及しないと言っていたのに1点だけ混乱を招いてるので捕捉させてください。
バチェラー座談会という公式配信で、残っているのは10人なのに、私だけ消されて9人になっていたということでした。
まだ見られていない方もいるのに、ネタバレになってしまって、ごめんなさい。 https://t.co/7TKxOSPZzi— バチェラー4松本妃奈子(ひなっぴ)社会学ハッカー (@hinako_gender) November 29, 2021
またこのような発言もしています。
言いたいこと言えないことたくさんあるけど、バチェラー自体はみなさんに楽しく見てほしいので、今日のツイートはみなさんの楽しみを害してしまってごめんなさい
参加した責任は私のにあるので。旅の中でも消されるかもって思いながらも声をあげるって決めたのは私なので。その結果を受け止めます。— バチェラー4松本妃奈子(ひなっぴ)社会学ハッカー (@hinako_gender) November 29, 2021
①でも説明してきたように、松本さんが今後参加女性メンバーとしては“最後まで残らない”ことが示唆されてしまったことも考えられます。
3.過去の炎上を彷彿とさせる問題点を指摘
バチェラーのみに関わらず、過去の恋愛リアリティー・ショーでは出演者の訃報が問いただされてきました。
バチェラー3および「いきまり」では濱崎麻莉亜さん、テラスハウスでは木村花さんなどがニュースになりました。
もちろん番組制作側が100%すべての責任というわけではないかもしれませんが、松本妃奈子さんはこの件も併せて指摘していました。
「ジェンダー」っていうイメージが先行してると思うけど、わたしはそれを主張してるんじゃなくて、
リアリティ番組で自殺者まで出ている状況下で、過酷な旅に参加する女性へのリスペクト(道具化しないこと)、倫理的に真っ当なプロセスをお願いしただけなんです。
私達はおもちゃじゃないんですって。 https://t.co/7TKxOSPZzi
— 🌹バチェラー4🌹松本妃奈子(ひなっぴ🕊)社会学🥚ハッカー👩💻 (@hinako_gender) November 29, 2021
じゃあ、誰が、何が、防波堤になるん?その人のメンタルの強さ?
そんな不確定な要素に任せるなんて、自殺者が出るかどうかは運ゲーってこと?
実際リアリティ番組に出て、本当に忌々しい現場を目の当たりにして、わたしはすごく打ちのめされたし、少しでも変わってほしい。人間はおもちゃちゃうよ。 https://t.co/7TKxOSPZzi
— 🌹バチェラー4🌹松本妃奈子(ひなっぴ🕊)社会学🥚ハッカー👩💻 (@hinako_gender) November 29, 2021
「実際にリアリティ番組に出て、本当に忌々しい現場を目の当たりにして」という発言もしています。
リアリティ番組とはいえ台本やヤラセも多少はあるのかなと予想はできますが、このように聞いてしまうと闇を感じますね……。
まとめ
さて、ここまでバチェラー4の炎上について、松本妃奈子さんの主張と背景、バチェラー制作サイドの対応などもまとめてきました。
- 11/28放送のバチェラー座談会で松本妃奈子さんの画像だけ削除されていた
- 松本妃奈子さんが抗議したところ、制作サイドは「手違い」と主張
- 松本妃奈子さんはもとよりフェミニストとして紹介されており番組から嫌われていたと主張
- 一連の出来事が「いじめ」「ネタバレ」などの批判が相次ぐ事態に
- バチェラー側は公式には発言しておらず真偽は不明
上記が現状の炎上まとめになります。
バチェラーもシーズン4というロングセラーになりつつあり、そのなかで社会のあり方もだいぶ変わってきています。
今回は色々な側面から賛否両論起こっていますが、エンターテイメントとして楽しみつつ、こういった事件も起こっているということは考えておきたいですね。