1/2に青汁王子が別荘から生配信を行い、33RIZINでシバターに1RTKO負けを喫した久保優太選手に生電話かけ、今回の炎上の件について話を聞きました。
そのなかで、久保選手は赤裸々にこれまでの経緯やシバター選手との台本や約束があったことを認め、「録音もある」という衝撃の事実を述べました。
この記事では、青汁王子と久保優太選手の会話のまとめと、これまでの経緯やシバターとのやりとりなどを詳しくまとめていきます!
Contents
【まとめ】青汁王子と久保優太の会話全文
1/2の青汁王子のYoutubeの配信で、友人で交流があるという久保優太選手に生電話をするという一幕がありました。実際に久保優太選手に電話をかけるのは49分頃〜なので、下の動画は49分から再生がスタートします。
動画だとすこし長いので、下記で内容をまとめています。
12/31大晦日までのシバターとのやりとり
シバターは、12/22のYoutubeの配信で涙ながらに「今回の試合は考えれば考えるほど危険。今年のRIZINは棄権することにしたいと思う」と発言していました。
これがそのときの配信動画です。
最後のほうで涙を流すシーンがあるのですが、めちゃくちゃ嘘っぽいじゃないですかw
これが嘘か否かというのはハッキリしないまま、実際の大晦日の試合に臨むわけですが…そもそも、このように試合開催前から棄権する・しないの論争があったのです。
このときからシバターの心理戦ははじまっていたわけですね…!
12/22 RIZINからシバター棄権の連絡
久保優太選手の話だと、クリスマス前にRIZINから電話で「シバターが試合を棄権する」という連絡が入ったそうです。
この件に関して、久保選手は「シバターさん、やりましょうよ!!」というタイトルの動画をアップしています。
ですが、試合直前に試合を棄権されたことについて久保さんは大きなショックを受けたそうで、「メンタルをやられて1日練習を休んだ」とツイートしています。
今日はメンタルやられて練習休んだ😢そっとしておいてください😢
— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) December 23, 2021
シバターからは「パンチを貰うと身体が痺れるから棄権する」と言われる
続いて、直前で試合を棄権するという連絡が入った時点で、久保選手はシバターから直接連絡があったことを明かしています。
そして、そのなかで「パンチを貰うと身体が痺れるから、試合には出れない」と告げられたそうです。
それを告げられた久保選手は、「すでにカードも発表してしまっているし、格闘技にはルールやレフェリーもいるので、大丈夫なのでやりましょう」ということを本人に伝えたそうです。
12/25 シバターから久保選手へ直接電話があり、台本の話を持ちかけられる
引用:https://www.toonippo.co.jp/articles/-/817352
前回の連絡から数日後のクリスマスに、シバターから久保選手へ電話があり、そこで台本の話を持ちかけられたそうです。
ちなみに持ちかけられた台本とは、「1Rから顔面にパンチはしないで欲しい。(身体が痺れるから)キックならOK」という内容。
そして「その台本を飲んでくれるならやる。飲めないなら試合はやらない」という二択を迫られた久保選手。
しかし、久保選手はシバターの前にも1試合流れてしまっていたことや、すでにスポンサーや関係者も試合に向けて動いてくれていたことなどの様々な事情から、「どうしても試合は成立させたい」という責任感もあり、この台本を飲んでしまったということだそうです。
供託金、誓約書の締結まで持ちかけられる
追加で、シバターはこれらの台本の内容、つまり
- 1Rで決着はつけない
- 1Rで顔面パンチはしない(お互いに)
- 蹴りはOK
- その代わりシバターも1Rは何も攻撃はしない
- 2Rで合図をするからそれでハイキックをして欲しい。それでシバターが倒れるというシナリオ
という約束に対して、「久保さん僕のこと疑ってますよね?」という発言があり、この台本を成立させるためなら供託金や誓約書を巻いても良いというお話まであったそうです。
最終的には、「1R決着だけは無しにしてほしい」という内容で合意
引用:https://froggy.smbcnikko.co.jp/
試合の前日にシバターから、「2Rどうこうとかはもう考えなくて良いので、とりあえず1Rから仕掛けるのだけは無しという約束を守って欲しい」という提案があり、
- 1Rで決着はつけない
- 1Rで顔面パンチはしない(お互いに)
- 蹴りはOK
- その代わりシバターも1Rは何も攻撃はしない
この内容で双方合意していたようです。
また、その電話のなかでシバターは久保選手に、家族(嫁・子供)の話題を出し、同情を引くようなことを話したそうです。久保選手は迂闊にも、その話にたいして心が揺れ動いてしまったとのことでした。
ところがいざ試合になると1Rからフックを受け久保選手は唖然…
引用:https://www.daily.co.jp/
ところがいざ試合がはじまると、最初こそ台本どおりに立ち回っていたシバターですが、中盤に入り久保選手に左フックを浴びせます。
思いもよらない展開に久保選手は唖然としてしまいます。また、「お互いに1Rでパンチは無し」という約束もしていたことから、ガードも甘かったため、なんとダウンを取られてしまいます。
結果、腕十時でTKO負けを喫してしまった久保選手。
台本を知らなかったセコンドは腕十字をされた段階でタオルを投げてしまい、試合は終了となってしまいました。
今回の件は「八百長ではない?」台本の件は誰にも話していなかった
引用:https://jp.rizinff.com/
久保優太選手は配信のなかで
「RIZINの八百長ではない」
「台本の件は誰にも言えず話せなかった」と言っています。
完全に久保選手とシバターの2人だけのなかで水面下で進められていたことであり、RIZIN側に責任があるかというと、おそらくそれは「無い」と言えると思います。
ただしシバターと久保優太選手の2人は結託して八百長をしていたことは事実であり、許されることではないでしょう。しかし、試合直前に棄権すると言われ動揺し、「スポンサーのためになんとか試合を成立させたかった」という久保選手のビジネスマンとしての判断もまた、難しいところだったのかもしれません。
電話は録音してあり、LINEのスクリーンショットも本物
今回の八百長疑惑に関する詳しい経緯はこちらの記事でまとめています。
▶︎【炎上】シバターvs久保、八百長疑惑の経緯!LINE全文&RIZINはやらせ?
シバターは、試合の翌日に
- 今回の試合にかんして一切の八百長を否定
- 出回っているLINEのスクショにかんしては「捏造」と主張
- どっちにしても「負けたんだからなにも言う資格はない」
と話しており、八百長を完全否定しています。
両者の意見が真っ向から対立する今、どちらかが嘘をついていることは間違いありません。
久保優太選手は「動画で全て話す。皆さんに謝罪もする」
この件をうけて久保優太選手は「自分も台本に参加したことは事実。自分の弱さ。これから動画を配信して経緯を説明し、関係者に謝罪する」と話しています。
嘘をつく人生は嫌だな。
正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。
色々疲れた。
事の経緯とかも全部きちんと話したい。— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) January 1, 2022
青汁王子との生配信でことの経緯はほとんど全て話したと思いますが(笑)これから久保選手は自身のYoutubeで経緯を詳しく説明するとのことです。
ネットでは「久保も悪い」の声も
引用:https://www.nikkansports.com/
ネットではこの配信が大きな波紋を呼んでいます。
まず大前提としてシバターが最低だというのは周知の事実であり、問題はどこまで誰の責任なのか?というところですね。
今回は久保選手も、結果的にはシバターの台本に乗ったという事実もあり、完全潔白というわけにはいかなそうです。
久保優太vsシバター戦が八百長だとバラした久保。
久保の平和ボケだよ
rizinの信用を壊した責任は重大— 我思う故に我あり (@yuuutan724) January 3, 2022
これまで誰一人引っ掛からなかったシバターのコントに乗っかってRIZINのリングで八百長やろうとした、と久保優太本人が自白しちゃった話で久保を擁護出来るポイントが一個も無いんだけどヤバくないか?
— ソレール (@Ebrietasdaught) January 3, 2022
久保さん、これは悪手だよ…… 我慢して飲み込むべきだった。失うものが多すぎる。シバター側は「だろうなw」で終わるけど。
// 久保優太がRIZINシバターとの八百長疑惑で台本の存在を認めた!久保『台本を受けないと辞退すると言われて、合図で倒れると。。 https://t.co/MVyMTIkJp3— ガルシアP (@gar_cia_P) January 3, 2022
と、このような声も多いなか、「久保の判断は仕方ない」という意見も多数あります。
そもそも格闘家として久保がシバターの提案を受けたのが悪いとか言う話はお門違い。シバターは棄権を人質に取ってたわけで、久保からしたら興行的にもシバターの提案に乗らざるを得ない状況だった。これを作戦だからと倫理的に一括りにしていいのか?#シバター#八百長
#RIZIN33— うじ (@uzi_0001) January 1, 2022
まとめ:今後のRIZINの対応も気になる
大晦日RIZINの裏でこのようなことが起きていたとは驚きですねw
ただ、久保選手の話を聞くに、おそらく全てシバターの嘘(顔面にパンチされると痺れる、のくだりから)だろうと思われます。
全ては最初から仕組まれたことだったわけで、良くも悪くもそれに乗ってしまった久保選手という構図です。
ことの元凶はすべて、対戦選手同士が直接連絡を取り合っていたことに起因するので、今後はRIZINもこういったことに対処、契約内容などの見直しが必要かもしれません……。
今後の対応は最新情報が入り次第追記してまいります!